ドライ式メンテナンス
外来病院は何度も経験しているオイラだが、入院部屋ありは初体験だった。
普通、床にワックスを塗るには家具とか荷物を全て運び出す必要があるのだが、
ベッドに横たわっている患者さんごとベッドを外に運び出すわけにはいかなんで、
それを簡単にやる方法がドライ式メンテナンスという便利なヤツだ。
普通のワックス掛けはウエット式と呼び2層塗りなのに対して、
ドライ式では特殊なワックスを6層位塗ってから、更に【バフ掛け】するのが大きな特徴だ。
バフ掛けにより表面の凹凸が限りなく平坦になり異常なまでの深い輝きがでるのだ!
コンビニの床が異常なまでにピカピカに光っているのも、このドライ方式によるモノなのだ。
因みに、通常のウエット式とは洗剤を使って汚水が出るからウエットで、
ドライは式は単に乾拭きしてる感じなのでドライと呼ばれるらしい。
で、入院部屋で作業してると、患者さんから色んな質問が飛んできた。
「ワックスは掛けないんですか?」とか、「すぐに歩いても大丈夫なんですか?」とか。
オイラはニコニコ顔で「はい、特殊なやり方してるんで大丈夫なんですよ!」と応えてたのだが、
仕舞には看護師さんから、
「ウチの床もピカピカにしたいんだげど市販でいいワックスあるかしら?」
なんて質問まで飛んでくるが、これも在宅クリーニングの楽しいとこである(笑)
画像右側の黄色い機械は、プロパンガス燃料のエンジン式洗浄機で、
作業中はそんなにウルサクもないのだが、
スタート時にはものすごい爆発音がするのが面白い(笑)
因みに、KAWASAKIのエンジンを積んでいる。