サラリーマン時代に結構福利厚生がしっかりした会社に居たんやけど、
そのうちに早期退職と退職金無しの話が下命された。
俺も結構やらかしてたんで、もう引き際かなと思った30代前半の話。
先ずは40代の中堅クラスがリストラされていったけど、
俺はしぶとく残った・
やがて指名リストラが発令されたけど、
俺にも守る家庭があったんで最後までゴネた。
もういいかなと思って退職金と失業保険金をむしり取ってバイクで九州へ走りに行った。
ジュニアが小学校にあがる直前やったと思う。
それからたまたま親戚の法事へ呼ばれた時にとある経営者から誘われて、
3年間の滅私奉公を終えて脱サラすることになった。39歳の時やった。
元商売人の両親からは脱サラに大反対されたけど、
まぁ今でもなんとかやってるのが不思議。
開業資金調達に銀行へ融資を申し込んだら、
審査まで約2週間掛かると言われたんで、
その間にとアフリカツインで憧れの北海道を目指した。
静内にサラブレッド牧場経営してる叔母さん夫婦が居たんで、
そこをベースに二日間ほど厄介になった。
故:笑子(えみこ)おばちゃん、俺の親父の実姉である。
が、北海道に上陸してわずか三日目で銀行から電話掛かってきて、
融資の審査通ったから,今週の木曜日何時に実印持って来いと・・・
クソ、2週間たっぷりと北海道ツーリングを満喫しようと思ってたんに、
わずか三日目で室蘭港からフェリーで無念の帰還(シクシク)
サラリーマンや公務員は生涯安泰なのか?
脱サラ組はすべて勝ち組になるのか?
そんな先のことは、誰にも分からない。。。。