相棒との出会い話
チームメイトから、俺と相棒との出会いを尋ねられた。
あの時話したことは、嘘ではない。
忘れもしない、金沢駅西のダイワハウス新築マンション現場へ、
同じ元請け同士ということで、俺がそこの現場へ応援要請された。
外壁タイル洗いが終わって、
外部足場に乗ってガラスクリーニングしてた時、
たまたま隣に居合わせたのが、今の相棒。
この時俺が思ったのは、
作業スピードと仕上げは、金沢の職人に負けてないとそう思った。
昼飯休憩時に、おんなじ車内で弁当食ってたのが今の相棒。
第一印象は、無骨で無口なイメージやったけど、
「あんたも、中々やるね!」って感じで喋ってたら、
年齢も近いことあって、昼飯中で意気投合して携帯番号交換して、
今に至る。
でも当時はお互いに、予約困難な職人みたいに呼ばれてて、
スケジュール合うことが滅多になくて、
たまに一緒な現場に立った時には、顔さえ忘れてたw(これ本当)
この後の話は割愛するけど、
相棒が仕込んだ(?)若手職人たちは、立派な職人になってるよ。
相棒が紹介してくれた職人たちは即戦力で、俺を助けてくれてるよ。(感謝)
四捨五入したら、俺も還暦近いポンコツ予備軍で
アクロバットはもう出来ないし、脚立に乗るのも怖いのが本音。
でも、エレベーター無しの44号棟301号室に、
まるで這いつくばるように、重たい機材を運んできたお前の姿見た俺は、
生涯忘れはしない。。。