エンスーの嗜み
峠道で古いバイクを押してるのを見かけて声を描けたら、
工具を貸して下さいとのこと。
彼は普段から工具一式を車に積んでるんで、
レスキューしてあげた。
俺もこういった場面には何度も出くわしたけど、
「工具一式積んでるのは、エンスージアストの嗜み」
というセリフに強く共感した。
先日、バイクのバッテリー充電するのに実家へ寄った時の話。
予め用意していた六角レンチでメルダ号のはすんなり外せたんやけど、
アフリカツインのバッテリーが中々外せんで、
10ミリレンチが必要なんなんやけど、
生憎とエス子は車検で不在で、代車のEKワゴンしかなかったんで、
もしかしたら工具積んでるかも?
とEKワゴンのトランク開けてみたら、
旧来のテンパータイヤ積んでたんで期待してみたら、
タイヤ交換の工具しか積んどらんし、
メルダ号も最新式故か、工具らしい物は最初から積んでない。
ここでフト思い出して、
アフリカツインの車載ツールを引っ張り出してみたら、
(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-、忘れた頃に、
こんな立派なHONDA純正工具があったやないですか!!
ちゃんと装備していた過去自分を褒めてあげたいと思った。
最近の自動車・バイクは壊れないという前提で、
パンクもしないという前提でスペアも工具も殆ど積んでないらしいけど、
昭和の頃は故障も当たり前やったんで、
出先で車がトラぶったとかバイクでコケたとかは、
自前で何とかするのが当たり前やと、そう思ってた。
今でも覚えてるんやけど、
出先で見ず知らずの人に工具貸してくれって云われて貸したけど、
返ってこんかった。
俺も人のことよう言えんけど、
自分で出掛けるなら、保険証なり薬なり持って、
自力で帰宅する準備をしとけと言いたい。
若い奴らには勉強かも知れんけど、
車やバイクは、燃料入れてるだけじゃ維持できない。
俺はもういい歳こいたオッサンなんで、
お金が無いから自分で何でもやる!とは思ってない。
特に最近のバイクは、貧乏学生が仕方なしに乗るもんじゃなく、
大人の趣味道楽だと、俺はそう捉えてる。
何十年前からか自動車のボンネット開けたら、
「素人は触らないでください」と言わんばかりになったやね!?
ハイブリッドやらPHVやらと便利な時代になったけど、
壊れそうな旧車に乗っているなら、
最低限の工具は積んでいたほうがいい。
それが、他人に迷惑掛けないマナーやと思うよ。
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