リアルな現実
啓発のためにも投下しとく。
某病院から相談の電話があって、
ある入院患者が近々退院するので、その前に部屋の掃除をお願いできなでしょうか!?という内容。
身寄りのない60代男性が、部屋の掃除を頼んでおいた知人からドタキャンされて困っているので、
代わりに掃除してくれる業者を探してるとのこと。
某日に福祉担当者が同行すので・・みたいな流れでピンと来て、
自分はこう訪ねた、「代金は誰から支払ってもらえるのですか?」
身寄りのない60代男性から貰ってくれということなんやけど、
これから生活保護申請段階に入ろうという人に、
支払能力があることに強い疑念を感じざる得ない。
だが電話相手は善意の第三者なんで無下に断ることもアレなんで、
福祉関係業者さんなら、清掃業者とも繋がりがあるハズなので、
そちらに相談したほうがスマートに事が運ぶと思いますよ。と電話を終えた。
日本の医療機関は救急車とかで搬送された場合とかでは、
「手術代、入院費用支払えますか?」なんて冷たいことは言わない。
だが確実に治療費の請求は来る。
憶測やけどこの男性は、今まで保険料とか年金とか掛けて来なかった渡世人やと思う。
「いやー、お金がなくて入院したはいいけど、後はどうしたらいいんでしょう?ヾ(´▽`)」
んじゃ、ケースワーカーさん呼んで相談して貰いましょうね♪ な流れやと思う。
この手の話は同業者諸兄なら分かってもらえると思って投下した。
買い物するには、財布に中身入ってないと普通ダメやない?
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総てが後手に回った、ごく一般的なケースです。
本来は事前に介護認定を受け、ケアマネと民生委員にお願いして、介護保険から支払うかたちにすべきでしょうね。
ただ、支払いは2カ月後で、作業は介護福祉士かヘルパーになります。
居宅訪問介護事業者は、その後に繋げる為になんとしても欲しい仕事でしょう。
そこまでたどり着けずに、悲惨な生活を送る人が沢山いますが。
その手の仕事は、その筋の業者に任せるべきです。
ケースワーカーは、ある程度の知識はある筈ですから。
ただ、ケアマネでもケースワーカーでも経験の有る人間じゃないと、役にたたないけど・・・。
注:自分ちは、お金持ちではないです。
これを、お金は「目的」はなく、何かをするための「手段」である、と解釈しています。
目的(purpose)と手段(procedure)、同じpですが、間違えないようにしよう、と思っています。
(これって、4半世紀前に英会話の年下のレディー・ティーチャーが言っていたことか・・・・・・もしかして、青春だった?)
丁度、酒量が増えて理屈モードになっているオヤジからのコメントでした。
今回のネタは少し遠まわしに書いたつもりです。
日本国憲法何条やらで、最低限の文化的な生活は保証云々とあるけど、ずる賢い奴は何度でも生きていくカードを切りまくります。そのカードは何処へ行けば手に入るのかも知り尽くしてるみたいですね。
例えば、年末になるとコンビニ強盗が増えるの同じことだと思ってます。
愛する家族を持ってる我々には、とても真似の出来ることではありませんよね!?
私のとこではモンスター弱者って呼んでますけど、生活保護だから料金負けろ、は通らないです。