気持が楽になった瞬間
要件は聞かなくても予想が着いていたんで挨拶の後に、
「全部終わってます!」と答えた。
空室クリーニングの仕事の話である。
担当者氏達は賃貸物件が空室になると、
次の入居者を迎えるべく、色んな修繕を手配して、
完成写真や報告書の作成などなど、仕事内容は決して暇ではない。
クリーニングが終わると鍵交換して、業者手配の仕事はそこで完了。
これが毎月同じループで続けられる。
ここで担当者氏から労いの言葉を掛けて頂いて、
来月のオーダーは何件あるからまた宜しくと言われて、またホッとする。
無論、「ありがとうございます」の感謝の言葉は忘れない。
が、こないだから現場が重なったり中折れしたり、
自身がダウンしたりと工程が一日ほど遅れてたのよねorz
オイラが懇意にして頂いてる担当者は複数居て、
納期も重複することも普通にあるんやけど、
どちらの現場を優先するかという考えはオイラには無くて、
現場までの通勤距離、ボリューム、土日への近隣住民への騒音配慮などなど、
それは長年の経験で直ぐに日程表は作れるよ。
何日から何日までっていう感じの工程表やから、
慣れればそんなに難しいことは無いんやけど、
工期がずれ込むのは建築業界ではごく普通の事なん。
で、現場で爆音あげながら空室清掃やってたら、(ケルヒャーの掃除機は音がデカいの)
誰かがドアチャイムを鳴らしたような気がした・・・・・・
ん?誰やろ?もしかして隣部屋住人からのクレームか?(殆どないけど)
と思ったら北陸電力の人やった。(^ ^;
北陸電力:「メーター止めに来たんやけど、豪快にメーターが廻っとったんで声掛けてみたんやわ」と、
いやー!今掃除しとるんで今電気止められたら困るわー!
もう一日だけ延してぇー!
と懇願したら「分かりましたよぉ」と言ってそのまま引き下がってくれた。(ホッ)
しっかし、たまたま掃除機使っとったから気付いてくれて良かったけど、
いきなりバスッと電気止められたら危なかったな(^^:
てか、予定では明日止まると思っとったんに、
明日入る予定の現場も今日止められるってこと??
最悪の場合も想定して秘密兵器の投入も考えとったんやけど、
ここは正直に担当者T氏にお願い作戦に出ることにした。
修繕期間の空室の電気代・水道代は管理会社の負担になるんで、
これがいわゆるクリーニングの納期に当る。当然入居に間に合わすことが大前提やけど。
たとえ一日でも納期を延して欲しいというのは、本音としては言いにくい。。。。
だけど、オイラが遅れてることを謝罪してから事をお願いすると、
「大丈夫やよ!直ぐに手配しとくちゃ!」との有難い言葉の瞬間に、肩から力が抜けた。。。。。
ここの管理会社さんとの付き合いはまだそんなに長くないんやけど、
どんな業種やとしても新規で食い込む事はかなりの強運が無いと難しい思う。
今ままでの取引業者を蹴ってまで、新参者業者を入れる必要は何処にあるのか?
それは単に安いからだけでは無いと思う。
思い通りに動いてくれて、ちゃんと結果も出して、
時には、自分で目の届かないとこを伝えるアンテナの役目もしてくれる業者が欲しい。と言っていた。
オイラは普段単騎の独り親方やけど、
チームに加わった限りは最高のパフォーマンスで、監督さんの面子の為に仕事するよ。
「いいメンバーばかりやろ!?うちのプレイヤー達は(ニヤリ)」
と、そう云われるような職人を目指したい。
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