大丈夫!慣れてますから!
施工面積は208㎡なんで、単純計算でも2.5人工が必要となる。
念のために応援の職人を呼んで3人で挑むことにしたよ。
監督からの連絡で、「いつものことですが・・・・」と、
他職さんとのバッティングを事前に知らされていたので、
わざと遅めに10時に現場入りしたら。。。。。
他職さん達も同じ時間帯めがけて集結してくるではないか!
「バカヤロー!もっと早く現場に来いや!」と、心の中でつぶやきながら、
仲間の掃除屋職人と一服してから現場監督から本日の作業範囲の説明を聞く。
クリーニングの作業範囲は全部で6区画あって、
とりあえずはセオリー通りにサッシガラスクリーニングからなんやけど、
仕上がりまではどう考えても手詰まりになりそうな感じなんで、
頻繁に一服時間を設けることにしたよ。
一番の問題は、80㎡の遊戯室に積まれた什器備品と、
そこで下準備してる他職さん達のおびただしい数の道具類と材料を、
どうやって移動しながら仕事をしていくかである。
て、手を動かしながら考えてると、またまた他職さんが続々と現場入りしてくるではないか!
あれ?今日は建具屋さんだけやなかったん?監督さん!?(^^:
カーテン取付の内装屋さんに、塗装屋さん、設備屋さんに、ガラス屋さんに、看板屋さん。
なんやかんやと10名くらいの他職さんでごった返して掃除がとってもやりにくいやけど、
でも、同じ監督さんの元で一緒に仕事する顔馴染みばかりなんで、
いわゆる【戦友】といったところかな。
他職さん:「ごめんね、クリーニング屋さん。いつも邪魔しちゃって(^^:」
監督さん:「ごめんなさいね、いつもいつも(^^:」
オイラ:「大丈夫ですよ!監督さんの現場はもうスッカリ慣れてますんで!(^^:」
(もう何年一緒に仕事してると思ってんのよ!?(笑))
珍しく天気が良かったせいもあるけど、
園庭で遊ぶ幼児の姿と歓声が、腐りかけたオッサンの心を癒してくれた。。。。。
ような気がする・・・・・メイビー
しかし、これもほんの束の間やった、
何故なら、昼食後は園児達はお昼寝タイムに入るんで、急に静かになるんですな(笑)
オッサン達の現場は間仕切りで仕切られてるんで、
直接園児や保育士さん達との接点は無いんで、ただ黙々と任務をこなす。
何の為?誰の為?
理由は簡単、「仕事を任されたから、それを遂行して完了させる!」
と、美味い酒を吞みたいから(笑)
一部床工程に移れたのは17時頃やった。
これでようやく先が見えてきたって感じ。
でも良かった。
もし単騎で挑んでいたら途中で心が折れていたかも知れんな。。。。
いや、途中放棄は有り得ないんで、
泣きたいのを堪えて身体を酷使してたやろうな。
でも今回はエース級の仲間が二人も居てくれるんで、
特に指示を出さんでも着々と目的に進んでくれる。
最期の他職さんが帰還していったのは20時過ぎやった。
ラストスパートを掛ける!!
こんな仕事を毎日こなす事は、体力的にキツイんやけど、
これが建築美装の面白いとこなんよ。
達成感(自己満足感)があるから。
頭にも身体にも良い刺激にもなるし、
例え赤字になってでも、指名が来る限りは精一杯応えてあげたいの。
この仕事が好きやから ♪
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