本来の作業目的は何なん?
先輩の電気屋さんから頼まれて手元(作業助手)に行ってきたよ。
作業現場は営業中の某コンビニのトイレというか洗面所なんで、
トイレを利用するお客様の誘導が、オイラへ与えられた任務であった。
わずか55センチ四方の点検口から長身を滑り込ませ、
「こんなん電気屋の仕事ちゃうやろ!」
「ボード屋の仕事やろが!」
と、相変わらずブツブツ言う癖が治らん電気屋Kさん(笑)
そん時であった、
脚立がズルッと滑った瞬間、養生が外れていた箇所で、
壁に3センチくらいのキズが入ったのよね((x x))
オイラはさほど気にしてなくて、作業が終わった後で補修すればいいやん。
と思っとったんやけど、電気屋Kさんはそれが気になってしょうがないらしい。
んで、近くのホムセンへ補修材料を仕入れに行くことになったんやけど、
オイラ的選択肢はいくつもあった。。。。
① エアコン用パテをすり込む
② コーキングを薄くすり込み、一枚刃で仕上げる
③ 自動車用の傷消しカラーワックス塗り込む
④ オーソドックスに自動車用タッチアップペンを塗り込む
⑤ 自宅へ戻って床材用補修キットを持ってくる
本当は一番手軽な③の方法でやりたかったんやけど、
あいにくとホムセンには無かったんで、
色サンプル用に持って行った点検口をホムセンのカー用品売り場で、
数百種類あるタッチアップの中から最も近い色を探す怪しいオッサン約一名(笑)
後から気付いたんやけど、近所にイエローハットがあるの忘れとった(^^:
で、タッチアップ2回塗りして軽く耐水ペーパー掛けて、
仕上げはメラミンスポンジで軽くボカシを入れる。
この辺で様子を見に来た現場監督にも全く気付かれん仕上がりやった(^。^)y-.。o○
が、点検口から見たらまだ気になるからもう一度塗ってくれという電気屋Kさん。
いやいや、下からみたら分からんレベルやからこれで止めとこう。と主張するオイラ。
お互いに頑固なんで、昔から言い合いになるとケンカにまで発展しそうな二人なんで、
ここは先輩の顔を立ててオイラが引き下がることにしたんやけど。
結果・・・・・いじればいじるほどドツボにハマる(ToT)
だからそこで止めようって云ったんにぃ~(ー_ー)!!
仕舞にゃ近所の問屋でスプレー塗料買うてくるわ!と言い出すKさんなんやけど、
部分塗装の難しさを知ってるんで、「壁一枚塗るつもりなん?」と強く反論するオイラ。
結局はその色の塗料が入手できんかったらしく諦めたようなんやけど、
この日は人目に付かん天井裏の仕事しに行ったんハズなんに、
ちょっとした不注意で壁にキズを付けたばかりにエライ目におうてしもたわ。。。。
オイラも美装工事で新築現場へはいる機会多いけど、
新築はホント神経使うよ。
他職さんが丹精込めて仕上げた作品をクリーニングするのがオイラの仕事なんやけど、
それを傷付けるような事ではクリーニング屋として失格やと思う。
新築現場では貼り直しするとか、専門の補修屋さんもいてるんやけど、
今回のケースでは現場監督さんと、お店のオーナーに素直に話して「ごめんなさい」言っとけば、
それで済んどったかもしれん小さな傷やったと思う。
こうやって思い出してみると、なんか後味の悪い現場やったな・・・・・
でも、わずか3時間ほどやったけど、
営業中のコンビニでの人間ウオッチングは結構楽しかったかも♪
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