高志の国
いつもより早起きして、片道一時間コースの建築現場へ行ってきたよ。

今日の現場は単騎じゃとても無理なんで相棒を雇っていたんやけど、
待ち合わせ場所をいくら探し回っても見つからん(ToT)
ちょうどこの近辺は色んな工事現場が入り乱れ状態なんで、
ようやく見つけた相棒は、全然関係ない現場で朝礼してたそうな(爆)
「いやー、今日もガンバロー!!って久々に気合入れてきましたよ!」(えへへ)
って、お前アホやろ!余所の現場で・・・・・・(笑)
まぁ、迷子になるのは無理ないか(^^:
で、なんとか本命の朝礼に間に合うタイミングで監督さんとも会えたんで、
(※掃除屋が現場入りする頃は殆どの工事が終わってるタイミング)
オイラ:「で、朝礼はどこでやるんですか?新規入場の書類も書いてきましたよ。」
2次監督さん:「あ、今日はもう朝礼無いかも・・・・」
「でね、あの面倒くさい書類も要らないかも・・・・・」
こないだブログで面倒臭い書類がどうのこうのと愚痴って書いてたもんで、
もしかしたらオイラの日記を読まれていたんかも知れんな(汗)
オイラの得意先の中にはこのブログの存在を知ってる人も少なからず居てるんで、
増々余計なこと書けんようになったかも?(笑)

で、現場はというと博物館のような施設なんで、オイラの所属は俗にいう【C工事】である。
因みにA工事が躯体などの本体工事をいう。
午前中の仕事内容は、展示物ショーケースのクリーニングなんやけど、
パット見キレイになってるとこを、まるであら捜しするかのように地道で面倒くさい仕事なんやけど、
なんだかこういうのが性に合ってるのよね(笑)

摩訶不思議なディスプレイ装置・・・・・・
内側が鏡張りになってて床面から流れるように映像が流れてくるんやけど、
コイツをクリーニングしてたら平衡感覚がおかしくなってマジで酔いそうやったぞ(^^:
昔、富山県のことを【高志の国(こしのくに)】と呼んでいたそうな。。。。。。
この施設は、今の富山県出身者や、縁のある文化人・著名人・偉人などの作品や、
経歴を紹介している展示館のような施設やと思う。
(オイラの表現力が足らんけどその点は勘弁してね)
ローカルテレビでは【越中人譚】という番組があって、
富山の先人がやってきたサクセスストーリーなどはオイラも好んで良く観ているよ。
余談やけど、安田財閥創始者と一緒になって京浜工業地帯を造ったと云われる、
セメント王浅野総一郎氏は、オイラの母方の実家の隣家にかつて住んでいたらしい。
で、その浅野氏は婿はんやったそうで、
何度商売やっても全てダメで「金食い虫!」と呼ばれ、終には離縁されその家を追い出されたそうな。
この話はオイラのオフクロから聞いた話なんで、まんざらウソでもないと思う。
こういうのを逸話っていうんやろね(笑) でもちょっと自慢に思える(^^:

例の酔いそうなディスプレイとその全景。
いつもなら仕事に集中してるんで、あまり写真撮る暇は滅多に無いんやけど、
今回は色々とプレオープン前の関係来訪者が多くて作業中断もしばしば(^^:
ウエットバキュームのケルヒャー君は、今回ドライ式に換装して初始動!
爆音の割には仕事率がイマイチ・・・・・・・(^^:
でも、ウエット仕様ならホンマいい仕事してくれまっせ♪♪
で、少し間が空くと、「今だ!」とニコチン補給へ(^。^)y-.。o○
少し暑かったんで、相棒と一緒に近くのコンビニで久々にガリガリ君を購入・・・・・
今まで一本50円やと思ってたんやけど、何時の間にか62円に値上がりしとったわ(笑)

富山県出身者で功績を残してきた人達の展示場なんで、
古くは万葉集を唄った大伴家持さんから、
現代の漫画家にまでその展示内容は至ります。
藤子不二雄AさんFさんに関係する展示物も勿論のこと、
レトロな雰囲気漂う山根青鬼・山根赤鬼兄弟の作品などなど・・・・
で、、「えっ????」と思ったのが、
かつて一世風靡した【きまぐれオレンジロード】のまつもと泉氏。
オイラこの時までずっと女性作者やと思ってたんやけど、
実はオッサンやったんやね((x x))
何でこんなオッサンが、
男のオイラが観ても「胸キュン」な作品を描けるんやろか?
でも何か数十年間も騙されていたような気分になってちょいとブルーが入ったかも(笑)
※この画像のは、複製との明示が無かったんで多分原画だと思われる。
かなり感激(^0^)ゞ
まぁ、普段は仕事中にこんな展示物眺めてる余裕は全然無いんやけど、
色々と邪魔(?)が入ったお蔭で、オイラも結構ゆっくりと愉しめたよ(^0^)

一通りクリーニングが終わったんで、元請の監督さんに仕上がりを確認してもらってる最中に、
ふと、監督さん(東京の人)がオイラにこう話掛けてきたよ。
若い監督さん:「ここへ来て思ったんですけど、富山の人って皆温厚なんですか?」
オイラ:「え?何でですか?」
若い監督さん:「東京だと他の監督さんに話しかけると無視されるのに、
富山では皆気さくに応えてくれるんですよ・・・・・・」
オイラ:「そうですか・・・まぁどちらかというと関西系も入ってるんでノリが良いのもありますけどねぇ~!?」
若い監督さん:「藤子Aさんの漫画って怖いですよね!?」
オイラ:「ええ、笑うせーるすまんなんて特に怖いですよね~!?」と、何故か標準語で応える富山県民。
かなり長い期間だったであろう富山出張で、この若い監督さんも色々と想うことがあったんやろね。。。。
また次回の現場でお会いする機会があれば、もっとフレンドリーに話掛けれると思います。
て、調子こくとかなり砕けますが(爆)・・・・・・だってオイラのルーツは関西系やから(笑)
で、この、【高志の国文学館】は7月6日にグランドオープンです!!
場所は、富山市舟橋地内の富山中部高校の真正面辺り。
旧富山県知事公邸の跡地です。今日はピカピカの駐車場も整備されてました。
この手の現場紹介は殆どしないオイラなんやけど、
たまたまツボに入ったというか個人的に興味を持った素敵な展示館なので、
是非一度立ち寄ってみてくださいね♪

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