ボウルトップの再塗装
てなわけで、懸案だった小汚いエステート(中古)パイプのレストアに挑戦してみた。
ま、レストアと言うほど大袈裟なもんでもないんやけどな(^^;;
で、いきなり【ダンヒル】に削りを入れるのもアレなんで、
先ずは【オリバー嬢】に実験台になってもらおう(^^;;
OLIVER MADE BY K.F.S.
名前からしてアメリカ人かと思ってたら、どうやらRoland 製らしい、
ていうことは日本製(フカシロ)なんやね。
で、先ずはクリーニング用の特殊カミソリを使って、
キズが入らないように汚れだけを削げ落とす。
中古とはいえ緊張する瞬間である。
お次は豪快にペーパーを掛ける(笑)
いや、実は丁寧にやってるつもりだったりする。
400番から600番で傾かないように均一に研磨する。
うーん、バイクエンジンの【ヘッド面研】を思い出すのぉ。。。。
この辺になるともう咥えタバコ作業になってくる(^^;;
塗装が落ちてブライヤー本来の色が出てきたぞ。
ここから更に【リキッドサンドペーパー】という
超細目の特殊モノで均していく。
実はコレ、家具補修用の特殊アイテムなんである。
お次は着色工程!
家具補修用のダークブラウン系ポリッシュで染めていく。
色的には結構マッチしてるやね(^-^)
お次は上塗り工程!
染色が落ちないように上からクリアー塗膜を作るんである。
余計なとこに塗料が乗らないように丁寧にマスキングして、
スプレー塗装するんである。
塗装⇒乾燥⇒中研ぎを何度か繰り返す。
あら?
いつの間にか【ダンヒル】まで餌食になっとるがな(笑)
で、3回ほどクリアー塗装した後にマスキングを外し、
塗装した部分との段差を無くすために
【ボンスター】(超細目スチールウール)で面取りする。
で、仕上げはワックス塗りこんで磨いて完了(^0^)ゞ
どうよ!これで少しは価値が上がったやろ!?
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見事なワザですね。
写真でこれだけ見違えるんですから、実際はもっと凄いんでしょうね。
ところで最後にワックスをかけたそうですが、どんなワックスをどうやってかけたのか知りたいのですが、教えていただけませんか?
気になりますか?このワックス!?
以前に天邪鬼さんが躊躇したアレですよ、アレ!(笑)
最近ブライヤーの手入れは殆どコレ使ってますが全然問題ないですよ。
後は使うたびにピーターソンのセーム革で磨いてるだけです♪
詳しくは4月5日のログをもう一度ご覧ください(笑)
話逸れますが、マウスピース磨きに【ボンスター】という超細目のスチールウールを始めて試してみたところ凄くいい感じでしたよ!
仕上げには【deni care】のマウスピース用で磨いてますが。。。
このボンスター、本来は台所の焦げ付き汚れ落し用なのですが、
ライターで炙ると簡単に燃えるくらい目が細かいので、
素材にキズを付けずに汚れを落とす性質あって結構便利です。
以前は家具補修の際に仕上げ研磨用に使ってましたが、
ボウルトップの汚れ落しにも効果ありましたよ。(これ本当)
(※スムース仕上でしか試してませんが)
一度試してみてくださいな。自己責任で(笑)
さっそく、やってみますね。