鉄サビ汚れを酸化処理する方法
家で遊んでりゃ金も掛からんし、バイクもキレイになるんで一石二鳥か?

一見キレイにみえる愛機アフリカツインなんやけど、
実はもう20歳になるんで結構くたびれてるとこもあるのよね。
特にヒドイのがスポークホイールの錆である。
もう張替したほうが早いようなレベルかも(^^;;
先日はブレーキディスクの錆落しで中折れしたんやけど、
今日は腰を据えて徹底的にクリーニングしてやろうかい!
先ずはワイヤーブラシで錆をチマチマと削り落とす工程から・・・・・・
キャストホイールのほうがメンテナンスし易いんやけど、
やっぱオフロードバイクにゃスポークが一番いいんである。

いくら錆をキレイに落として再塗装したとしても
後からまた錆が発生することは避けられないんで、
ここは一発、【酸化処理】で仕上げてやろうかい!
で、どんなものかと云うと、
錆自体に薬品を塗って化学反応を起こして、
黒く染め上げるといった感じの処理なんである。
今じゃ規制されている古い金属製モデルガンを
リアルに仕上げる為のテクニックの一つに、
【ガン・ブルー仕上げ】というのがあった。
塩酸とかを使ってモデルガン表面をわざと錆させておいて、
この酸化剤を塗ると金属が黒く染めるんである。
実銃とかでも錆びにくくするために似たような処理が施されるんで、
銃器類が黒いのはそういう理由からとオイラは認識してる。
で、この薬品は銃砲店や模型店でも置いてあるんやけど、
実はカー用品店やホームセンターでも普通に売ってる、
意外と普通な便利な薬品なのよね(笑)

先に仕上がったリアホイールの画像⇒
時間を置いて酸化皮膜が形成されて、
どう!いい感じに黒光りしてるやろ?
この上から塗装するこも可能なんやけど(水性塗料不可)、
このままで他人と差別化して愉しむの乙である。
今回使った酸化剤には
「塗るだけで・・・・」というキャッチコピーが謳われてたけど、
キレイに仕上げるには地味で根気の要る作業が要求されるぞ(笑)
一般的にアバウト(いい加減)といわれるB型人間なんやけど、
【好きなことに対しては】地味でも面倒くさくても、
根気良く目的を達成する能力があるということを覚えておいて欲しい。
ハウスクリーナーにB型が多いのも頷けるかも・・・・・(笑)

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懐かしいですね。中学生のころ、モデルガンのメッキをサンドペーパーで一生懸命落として、塗った記憶があります。
それにしても、バイクのスポークに応用するとは、さすがプロ。
パイプネタだけでなく、お掃除ネタもとっても楽しいブログですね。
ただ今回使った薬品は少し変わってまして、
漆塗りのような深い艶があるんで、輪島塗のように
金箔でもちりばめてやろうかと思ったくらいです(ウソです)
以前に実銃(レミントンM1100)のガンブルー処理に挑戦したら見事に失敗して、金属染織の会社へ片っ端から散弾銃を持ち込んで「何とかしてー!」と泣きついたことがありました。
あ!このネタはブログに使えそうなんで、
また今後upしますね(笑)