ギリギリの引越し
若い女性から、引越し前の不用品処分の依頼が入った。
いきなりで「明日の晩にお願いしたい!」
という切羽詰まった感じやったけど、
小さなソファーと、45リッターゴミ袋相当に5個くらいと云うんで、
30kくらいの見積でぶっつけ本番で行ってみたら。。。。
嘘つけ!!完璧なゴミ屋敷やんけ(呆)
深夜作業やったんで、当時受験生やったジュニアを連れて、
750キロ積みのバネット君と向かったんやけど、
どう見積もっても軽く100kは超える物件やった。
しかも依頼者は夜のお仕事らしく、
立会者は依頼人の妹さんで、彼女もある意味被害者やった(^^:
この場で「話が違う!!」と、
ケツをまくっても良かったんやけど、
妹さんの顔を見てると可哀想になって、仕事を請けることにした。
が、虫が苦手なジュニアの泣きが入ったのと、
バネット君の容量では何往復もせにゃならん物量なんで急遽、
24時間営業のレンタカー屋さんに電話して2トンロングアルミバンを手配して、
当時大学生やった娘とジュニアを交代させた。
汚物系が平気な俺のDNAを受け継いてるのか、
娘は黙々と作業をしてたけど、
エロい下着やら大人の玩具にはさすがに嫌悪感を示して、
この現場へ連れて来たことを、親として申し訳なく思った。。。
仕事が済んだのは明け方に近かったが、
結局依頼者は一度も顔を見せなかった。
んで、立会者に代金を請求すると、
「お金がありません・・・・」
まぁ確かに立ち会っただけの妹さんには罪はないけど、
こっちやって「はいそうですか」と引き下がる訳にはいかない。
で、妹さんの運転免許証を控えさせて貰って、
分割払いにすることで合意したけど、回収までには数ヶ月掛かった。
以前にもこのパターンで残り半分は分割でと約束した案件があったけど、
教えられた実家の住所はデタラメやった・・・・
でも、メール連絡だけはキッチリとあって、
少しずつやったけど完済してくれたよ。(端数はオマケしたけどww)
最初から代金を踏み倒そうと考える人はそう多くないと思うけど、
相手と喋ってると言葉の端々に、人間性がにじみ出てくるもんである。
請けていいのか?
断るか?
人間長いことやってると、
根拠はないけどなんとく、自然とボーダーラインを引くもんである。
次回、唯一踏み倒された案件の話・・・・
気が向いたらな(笑)
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