在宅系断捨離依頼の苦悩
存命してる本人の意志に反して、家族がとにかく「捨てろ!!」というケースは少なくない。
よくあるパターンとしては、
お婆ちゃんがデイサービスで留守を狙っての作業依頼とか、
多分近いうちに親戚一同がこの家に集まるであろうから、
仏間付近をキレイにして欲しいとかのケースも少なくない。
前者の場合は勿体無い精神のお婆ちゃんがモノを溜め込み過ぎて、
別居してる家族からの依頼が多いのだが、
修羅場に遭遇することもしばしばあったけど、
なだめて、「ほらキレイになったでしょ?」
と言ってくれる協力者(仲の良い実娘さんとか)が居ないと手が止まる。
お婆ちゃんがデイサービスへ行ってて留守狙いのケースでは、
「え!これまで捨てていいんですか??」
普段使っているであろうテーブル上の小物とかまで断捨離するなんて、
仕事とはいえ、お婆ちゃん子やった自分にはチト辛いものがある。
あの後、整然と空っぽに近い部屋に帰ってきたお婆ちゃんは、
どう思ったんやろう。。。。
同性の親子同士ではクールな関係になると聞いたことあるけど、
高齢の父親が粗相したので畳を全部撤去して、
フローリングに張り替えて欲しいという依頼も受けたことある。
年齢問わずに親は、子を全力で守る本能があるらしいけど、
子にとっては姥捨て山もリアルな現実。。。。。
今まで育てて貰った親に、孝行したいって気持ちないのかな?
そんな殊勝なお客様も少なからずおりまして、
そんな時には損得勘定抜きのがスイッチ入るんです。
でも、気が乗らない相談事には、
わざと高めの見積もりだしてるが本音かな。。。。
仕事選んでると言われるとそれまでやけど、
だって人間やもん。
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母が他界してから17年間、毎日決まった時間にインスリンを打って父の世話をしてきました。
口だけ出して何もしない姉は、部屋が汚いとか、あれもこれも捨てろとか、あのセーター捨てたわよとか・・・。
汚れたセーターでも、壊れた扇風機でも、父にとっては大切な品物でした。
お年寄りは、生活環境の変化に着いていけないのです。
いきなり大切なものが無くなると、夜に思い出して探しに出て、徘徊の引き金になったり、ボケの進行を早めたり・・・。
父の死後、遺品を捨てきれない自分が居ます。
ただのごみなんだろうけど。
雪が降る前に捨てなくっちゃ・・・。
ワシも既に老後?
使わない未使用品ってなかなか捨てられないんですよね。
>いきなり大切なものが無くなると、夜に思い出して探しに出て、徘徊の引き金になったり、ボケの進行を早めたり・・・。
とても勉強になりましたm(--)m
遺品を保管しとく場所があれば問題ないけど、
何かの事情で一度に処分となると業者任せになるケースが多いので、少しずつ処分されることをお薦めします。
次長殿はXS650で片道12時間走破のタフネスぶりなので、
まだまだ老後には早いでしょう(笑)
未使用品はモノにもよりますが、電化製品(10年以内)などは、
ご近所の方に配ったりすると結構喜ばれます。
でも、もう使う人が居ないのなら、
処分してあげて欲しいと思います。
今日の仕事は本人依頼の断捨離でしたが、
車に積み込んだゴミに、「さようなら~」、って手を振って見送りされてました(^^:
ゴミが減った分部屋に運気を呼び込みますので、
帰ってくるのが楽しみになる家になりますよ♪