ドナドナ
♪ ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ 荷馬車が揺れるぅ ♪
医療的用語で知られる【ドナー】(臓器提供者のこと)。
この物悲しいメロディの名曲と、臓器提供する側、される側の心境とアクションを掛けて、
流用パーツチューンのことを【ドナドナ】と呼ぶ者は少なくない。(無論、オイラもである)
この流用ということを知ったのは、オイラが日用品商社に勤めていた頃だった。
今でいうOEMブランドのことで、
A社・B社のメーカーの製品は、C社というメーカーで作ってるんで、
基本的には部品も全く同じ物だということを知ったんである。
例えばオイラが仕事で使ってる洗剤とかでも、
全く同じ製品でもブランド料の分高いのもあるし、逆に安いのもある。
(100円ショップなんかが良い例じゃなかろうか?)
で、オイラがここで言うドナドナとは、
バイクや自動車の流用チューニングのことを言う。
これは語ると星の数ほどの組み合わせが出来てしまう無限ネタなんやけど、
例えば軽4輪車でも色々なグレードがあって、
バンタイプからスポーツタイプまで色々あるんですな。
じゃ、軽4のベストセラー【スズキ・アルト】に例えて話を進めようか。
一番簡単な流用に内装チューンというのがある。
商用タイプのアルトバンにアルトレジーナのベンチシートを付けてみるとか、
アルトワークスのエアロパーツや足回りを移植してみたり、
コラムATのレジーナにワークスのツインカムターボエンジンを移植してみたりと、
その気になれば無限に愉しみが増えるんですな。
またバイクでも同じことで、4輪車に比べるとエンジン移植なんかも比較的簡単に出来るんで、
解体屋さん巡りしてみたり、雑誌の個人売買欄かをチェックしてたもんです。
今ではネットオークションがあるからもっと便利になってるけどね。
で、オイラもそうなんやけど、
好き物同士が集まるオーナーズクラブなどでは、
何年式の○○用が使える!とか、
多少の加工で取り付け可能!とか色々と情報交換して愉しんでいるわけなんである。
また、全く互換性のないパーツ同士を
最初から加工して装着することを愉しむマニアな人も少なくない。
一体何のために手間暇掛けてやるのか?
個人の理由は沢山あるやろけど、
やっぱ「面白いから!」というのが共通点じゃないやろか!?
今日はこの辺にしとこう・・・・・(笑)
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