最近のゼネコン現場で感じたこと
雨が降ってたんでラジオ体操は無かったけど、
緊張感溢れる体育会系の朝礼が結構好きなんである。
指揮官(監督)からの申し送りが終わると、
ヘルメットの顎紐を固く締め込み、「いざ出陣!」てな感じで、
「今日も一日、安全作業でガンバロー!!」と全員で唱和するんである。
「えい、えい、おぉーー!!」てな感じなんやけど、皆至って真面目な面構えである。
今日のオイラは傭兵の立場なんで、
小隊長殿(職長)から与えられた任務は、
新築マンション住居内部の仕上げクリーニングである。
雨天のなか、中仕事とは有り難い(ラッキー♪)。
仕上げ材に傷を付けないようにヘルメットを脱ぎ、
靴も内履きに履き替えて作業開始!
通常はその内履きも厳禁で、靴下での出入りになるんやけど、
これは美装屋だけに与えられた特権である。(※ゼネによる)
10時の休憩の時、
隣で一服してた他職さんから話掛けられた。
「クリーニング屋さんって、一部屋ナンボで請けてるんですよね!?」
「でも、何回も同じとこ入らんといけないんでしょう!?」
で、オイラは愛想良く、こう答えた。
「だからマンション物件は一番儲からないんですよぉ」(^^;;
と、傭兵の分際なんに、つい職長癖でそう答えてしまった・・・
では、今日打ったタイトルの真意を語りたいと思う。
久々に入ったゼネコン現場なんやけど、
驚くほど綺麗な仕上がりやったんで仕事もスゴク楽やったのよね。
今までのヤッカイな現場は一体何やったの????
当然のごとく、仕事も格段のペースでスイスイはかどったよ。
これは、更に腕の良い職人ばかりでビルドアップされた物件じゃないかと正直思った。
ということは・・・・・・・
今までの腕の良くない会社と職人は淘汰されたんやな。。。。と、正直思ったよ。
たかが掃除屋、されど掃除屋。
掃除屋はモノを造らないから職人じゃない!という声もあるけど、
オイラは毅然として【美装屋職人】を名乗る。
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